2022.09.29(Thu)
巻き爪基本情報②
爪が巻く原因とは?
実は爪は元々巻きやすい構造になっています。しっかり地面を踏みしめて体重がかかることで指に沿うような緩やかなカーブが保てていますが、指に均一な力がかかっていないと、爪はどんどん巻いてしまいます。
特にコロナ禍に入ってから、外出制限やリモートワークが増えたことにより“歩く”という行為が減ってしまい、より巻き爪になりやすい環境となりました。
巻き爪の主な原因3選
・間違った爪切り
一番多いのは「深爪」です。足の指に力が加わった際に、爪の先の皮膚が力を受けて盛り上がります。その結果、爪はまっすぐに伸びることができずに、両端が巻いてきます。
足の爪のカドを取ろうとして、丸い形にカットするのもNGですよ。
・指や爪への過剰な力
「外反母趾」や「足の形に合わない靴を履いている場合」などです。男性はビジネス用の革靴を履くことも多いと思います。つま先が細くなっている靴を長時間履くと、足の指がに過剰な力が加わると親指の爪がまっすぐ伸びることができず、巻き爪になります。
・指に力がかからない
「足の指に力を入れずに歩く癖がある人」や「寝たきりの人」など、指に体重がかからない状態が長く続くことです。
本来、爪は丸まっていく性質があります。通常は歩行時に地面からの力が加わることで、爪は平らになりますが、力が加わらない状態が続くと、爪はどんどん巻いていってしまうのです。
まとめ
その他にも、重心のかけ方や体重の増加、タコやウオノメなどの様々な原因が組み合わさって巻き爪を引き起こしている場合が多いのです。
ご自身の生活やトラブルを見直して健康な足元を目指しましょう。