2025.05.12(Mon)
男性の身だしなみは手元から
今や男性も身だしなみとして、 スキンケアやメイクをするのが当たり前になりました。
そこで次にぜひ注目してほしいのがハンドケアです。特に乾燥しやすい季節、手がカサついていると清潔感に欠けて見えることも。
とはいえ、美容初心者にとっては「ハンドクリームの塗り方がわからない」「ベタつくのが苦手」といった声も少なくありません。
ハンドケアの重要性、正しいハンドクリームの塗り方を解説します。
手元は“見られている”パーツ
あなたは、自分の「手」を意識したことがありますか?実は手元は、顔以上に相手の印象を左右するパーツのひとつです。名刺交換やスマホ操作、コーヒーカップを持つ瞬間、手は日常のあらゆる場面で目に触れています。
清潔感が“できる男”の条件に
20〜30代の男性にとって、清潔感のある手元は仕事でもプライベートでも大きな武器になります。
ある調査では、女性が男性の第一印象で気になるポイントとして「手」が上位にランクイン。カサついた手やささくれだらけの指先では、せっかくのスーツ姿や清潔な髪型も台無しです。
手荒れが“日常の悩み”になっている
さらに、コロナ禍以降の手洗いやアルコール消毒の習慣で、手荒れに悩む男性も急増中しているようです。乾燥によるかゆみやヒリつきが、地味にストレスになっている人も少なくありません。
ハンドケア=大人の常識へ
ハンドクリームは、もはや“女性のための美容アイテム”ではなく、男性の身だしなみの延長にあるマナーともいえる存在です。たった数秒のケアが、あなたの印象をぐっと引き上げてくれるはずです。
ハンドケアで得られる3つのメリット
- 第一印象が清潔に見える
手元は「細部への気配り」を象徴するパーツです。カサつきやささくれがないだけで「この人、ちゃんとしてるな」という印象を与えることができます。ビジネスやデート、初対面の場で特に効果を発揮します。 - 手荒れやひび割れを予防できる
冬場や水仕事の後、指先がヒリヒリする……そんな経験はありませんか?
ハンドクリームには保湿だけでなく、手肌を保護する役割もあります。乾燥を防ぐことで、ひび割れやかゆみ、赤みといった肌トラブルを未然に防ぐことができます。 - 香りやテクスチャーで気分転換にもなる
最近では、香りが控えめなタイプや無香料のメンズ用ハンドクリームも豊富です。
手に馴染ませるひとときが、仕事の合間のリセットタイムになったり、就寝前のリラックススイッチになったり。ほんの数秒でも、自分を労わる習慣として心地よさを感じることができます。
ハンドクリームの正しい塗り方【3ステップ】
ステップ①手の甲同士で全体になじませる
手の大きさにもよりますが、ハンドクリームはパール1粒分(約1cm)くらいが目安。
まずは手の甲同士を擦り合わせ、クリームを左右均等に広げます。手の甲は乾燥しやすいため、最初にしっかりなじませましょう。
ステップ② 手のひら・指にも伸ばす
次に手のひら側にクリームを伸ばし、指1本ずつに塗り込むように広げていきます。指の側面や関節部分は塗り残しがちなので、丁寧に包み込むようなイメージで。
ステップ③指の間・爪まわりも忘れずに
最後に、指と指の間や、爪の甘皮まわりにも指先でくるくると塗り込んでいきます。
ここまでケアすると、見た目の清潔感がぐっとアップ。特に指先は相手の目に入りやすいパーツなので、差がつきやすいポイントです。
まとめ “手元のケア”は大人の男の余裕
手元は、あなたの清潔感や気配りをさりげなく伝えるパーツです。
乾燥や手荒れを放置していては、見た目の印象も、自分の快適さも損なわれてしまいます。
難しいことはありません。正しい塗り方を知り、使いやすい1本を手に入れるだけで、あなたの印象は確実に変わります。
ハンドケアは、美容というより“身だしなみ”。身だしなみを整えることは相手に会うための準備であり、自分を大切に扱う習慣です。