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2025.04.21(Mon)

ぬるま湯の温度は何℃?ぬるま湯で洗顔する理由と肌へのメリット

洗顔で使う水は、ぬるま湯が良いって聞きますよね?
ではぬるま湯って何℃だと思いますか?ぬるま湯とは32〜36度程度の人肌程度の温度を指します!
ぬるま湯洗顔は、スキンケアの基本となる重要なステップです。

・お肌への優しさ
・汚れの落ちやすさ
・バリア機能の保護

【肌にやさしい温度】

ぬるま湯は、肌の体温に近い温度であり、最も刺激が少ない温度帯です。
32〜36度という温度は、人間の皮膚表面温度とほぼ同じです。この温度帯で洗顔することで、肌への温度刺激を最小限に抑えることができます。特に敏感肌の方や、肌トラブルがある方にとって、この温度は理想的です。

・体温に近い
・温度刺激が少ない
・敏感肌にも安心
・肌へのストレス最小

【ぬるま湯より熱いお湯がダメな理由】

熱いお湯での洗顔は、一時的な気持ちよさはありますが、肌にとって大きなダメージとなります。

・乾燥のメカニズム
・毛穴への影響
・バリア機能への影響
・炎症のリスク

【肌の乾燥を招く】

熱いお湯は、肌の水分を急激に奪い取ります。
40度以上の熱いお湯は、肌の角質層に含まれる天然保湿因子(NMF)を流し出してしまいます。これにより、肌本来の保湿機能が低下し、洗顔後の乾燥感や突っ張り感の原因となります。また、肌の水分量が急激に失われることで、かえって皮脂の分泌が過剰になることもあります。

・保湿成分の流出
・水分量の低下
・皮脂分泌の乱れ
・肌のつっぱり

【毛穴が開きすぎる】

熱いお湯は、毛穴を必要以上に開かせてしまいます。
高温の刺激により毛穴が過度に開くと、汚れが毛穴の奥まで入り込みやすくなります。また、開いた毛穴が元に戻りにくくなり、毛穴の開きや黒ずみの原因となります。さらに、皮脂分泌のバランスが崩れ、にきびなどの肌トラブルを引き起こす可能性も高まります。

・過度な毛穴開き
・汚れの侵入
・黒ずみの原因
・にきびのリスク

【肌のバリア機能低下】

熱いお湯は、肌の防御機能を弱めてしまいます。
肌のバリア機能の主役であるセラミドや細胞間脂質が、高温により破壊されてしまいます。その結果、外部刺激から肌を守る機能が低下し、肌荒れや敏感肌の原因となります。また、修復機能も低下するため、ダメージを受けた肌の回復も遅くなってしまいます。

・セラミドの破壊
・防御機能の低下
・肌荒れの増加
・回復力の低下

【炎症を引き起こす】

熱いお湯による刺激は、肌の炎症を引き起こす可能性があります。
高温の刺激により、血管が拡張し、肌が赤くなったり、かゆみが出たりすることがあります。特に敏感肌の方は、この症状が顕著に現れやすく、炎症が長引くこともあります。また、継続的な使用は、肌の炎症を慢性化させるリスクもあります。

・血管拡張
・赤みの発生
・かゆみの誘発
・炎症の慢性化

理想的な温度は32〜36度で、手で触れて心地よく感じる程度です。季節や気温によって、快適に感じる温度は変化することがありますが、この範囲を意識して調整することが大切です。
優しい温度とはいえ、過度な洗顔は肌に負担をかけます。
1回の洗顔は30秒から1分程度を目安とし、1日2回までにとどめましょう。ゴシゴシと強くこすったり、何度も洗い直したりすることは避けてください。また、洗顔料の泡立てにも時間をかけ、きめ細かい泡で優しく洗うことを心がけましょう。

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